Climbing Kiln

コンセプト

鹿龍窯を監修する美術家・近藤高弘は「火から生まれる水」をコンセプトに作品を制作してきました。

染付は、それが生まれた中国では「青華(チンファ)」つまり「青い花」と呼ばれ、生命感を呼び起こしてきました。その深い奥行きのある青さや、描かれるモチーフに内在する自然界の命の循環が、生命の根源である水のイメージと結びついているのです。

登り窯の火から生まれる清い水、これが鹿龍窯の染付です。

素材

鹿龍窯の染付には天然の呉須、釉薬には天然の木灰を使用しています。

染付とは、白磁にコバルト顔料で絵付けされた陶磁器です。

呉須とは、天然に産出するコバルト成分を含んだ鉱石です。鹿龍窯では、近藤家に伝わる中国の呉須を使用しています。この渋い発色を持つ呉須を、京都で古くから使われている磁器土の白と調和するように、調合しています。

登り窯

鹿龍窯の登り窯は、近藤高弘が3つの薪窯をプロデュースし窯焚きしてきた経験と、備前の窯師・渡邉健八郎の技術を融合して、京都市左京区花背に造営されました。窯焚きには、赤松と、京都の間伐材を使用しています。

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